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★★★☆☆中級コース 場合の数 2023年灘中入試問題5⃣より

場合の数

2.5
2023年 灘中入試問題より

【問題】
6個の数1,2,3,4,5,6を2個ずつ3つのグループA,B,Cに分けます。
Aに含まれる2つの数のうち大きい方が,Bに含まれる2つの数のうち
大きい方よりも大きくなるような分け方は全部で通りです。

【ヒント】大した数でもないので、漏れなくだぶりないように、規則的にしらみつぶしに計算します。
 Aの数字の小さい方が1のとき、2の時、3のとき、4のとき、5のときで
  Aの組合せの場合分けをします。
1.1のとき ①1,2②1,3③1,4④1,5⑤1,6
2.2のとき ①2,3②2,4③2,5④2,6
3.3のとき ①3,4②3,5③3,6
4.4のとき ①4,5②4,6
5.5のとき ①5,6

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【解答】 Aのの組み合わせに対し、条件をみたすBの組合せを( )内にかきだすと、
 下のようになります。
 1.1のとき ①1,2 – ②1,3 – ③ 14 (2,3) 1通り
④1,5 (2,3 2,4 3,4)3通り⑤(2,3 2,4 2,5 3,4 3,5 4,5)6通り
2.2のとき ①2,3 – ②2,4 (1.3)1通り ③2,5 (1,3 1,4 3,4)3通り
④2,6 (1,3 1,4 1,5 3,4 3,5 4,5)6通り
3.3のとき ①3,4 (1,2) 1通り ②3,5 (1,2 1,4 2,4) 3通り
       ③3,6 (1,2 1,4 1,5 2,4 2,5 4,5)6通り
4.4のとき ①4,5 (1,2 1,3 2,3) 3通り ②4,6 (1,2 1,3 1,5 2,3 2,5 3,5)6通り
5.5のとき  ①5,6 (1,2 1,3 1,4 2,3 2,4 3,4)6通り

 パターンとしてBの選び方は、1通り、3通り、6通りあるパターンがあります。
 よって1通り×3+3通り×4+6通り×5=3+12+30=45通り・・(答え)
 もう少し効率のよい計算の仕方がありそうですね。

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