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★★★☆☆難関コース 円が絡んだ面積

長さ・面積・体積の問題

3.0
2019年 灘中入試問題

【問題】
 図のような点Oを中心とする円について、色のついた部分の面積の和は㎠です。
 円周率は3.14とします。

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【ヒント】
アの図の面積はイの図へ移動することができます。
よって求める面積は、半円からブルーの直角三角形の面積を引いたものです。
半円の面積は円の半径がわかれば求まりますが、直接半径を求めるのは難しそうです。
ブルーの面積は緑の四角形より周りの直角三角形3つの面積を引けば求まります。

下の図の右のような正方形を考えると、正方形OABCの面積は10×10÷2=50㎠
正方形OABCの面積は OA×OBと表現できるので
OA×OB=半径×半径=50となります。


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【解答】
 半円の面積は OA×OA×3.14×\(\displaystyle\frac{1}{2}\)=50×3.14×\(\displaystyle\frac{1}{2}\)

=314×\(\displaystyle\frac{1}{4}\)=78.5 ㎠

ブルーの直角の面積=12×10-(12×4×\(\displaystyle\frac{1}{2}\)+50+6×2×\(\displaystyle\frac{1}{2}\))

=120-(24+50+6)=40

よって求める面積は78.5-40=38.5㎠・・(答え)

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