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★★★☆☆難関コース 旅人算 2023年灘中入試問題6⃣より

文章問題

3.0
2023年 灘中入試問題より

【問題】
 まっすぐな道路に地点Pと地点Qがあります。Aさんは地点Pを出発して地点Qに向かって歩き,地点Qに着くとすぐに折り返して地点Pに向かって歩きます。Aさんが地点Pを出発するのと同時にBさんは地点Qを出発して地点Pに向かって歩き始め,地点Pに着くとすぐに折り返して地点Qに向かって歩きます。AさんもBさんも,それぞれ常に一定の速さで歩きます。Aさんが地点Pを出発してx分後のAさんとBさんの距離をymとします。Aさんが地点Pを出発したのち再び地点Pに着くまでの間のxとyの関係は次のグラフのようになりました。このとき,地点Pと地点Qの距離は[①]mです。また, Aさんが地点Pを出発して[②]分後に,AさんとBさんは初めてすれ違います。

【ヒント】
 30秒の直前のグラフよりAの方がBより早いことがわかります。
 Aを赤線で、Bを青線でダイアグラムに書きなおし、相似を活用して解きます。
 状況を把握するまで、戸惑いますが、情報が整理できれば簡単にとけます。
 



【解答】
 ①AがQに初めて到着したとき、Bは1250m進んでいます。
 Aが折り返し、Pに到着したとき、Bは2500m進みます。
 よって、PQの距離は 2500-1000=1500m・・・(答え)

 ②Bの速さは、1500÷30=50 m/分とわかります。
 よってAとBの速さは、1500:1250=6:5ですので、
 Aの速さは 6:5=A:50より 60 m/分です。
 最初に出会うのは 1500÷(60+50)=\(\displaystyle\frac{150}{11}\)

=13\(\displaystyle\frac{7}{11}\) 分後 ・・・(答え)

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