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【コラム】1より小さい数字のはなし

コラム

前回、大きい数のはなしをしました。
1より小さい数は、分数か小数で表しますが、1の10分の1は0.1、100分の1は0.01・・・となります。
10分の1の0.1は分(ぶ)といい、0.01は厘(りん)、0.001は毛(もう)、0.0001は糸(し)とつづいていきます。
このあともさらに10分の1かけるごとに、忽(こつ)微(び)繊(せん)沙(しゃ)塵(じん)埃(あい)渺(びょう)漠(ばく)模糊(もこ)逡巡(しゅんじゅん)須臾(しゅゆ)瞬息(しゅんそく)弾指(だんし)刹那(せつな)六徳(りっとく)虚空(こくう)清浄(しょうじょう)阿頼耶(あらや)阿摩羅(あまら)涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)とつづき、さいごの「涅槃寂静」は1に\(\frac{1}{10}\)を24回かけた数となります。
これは仏教用語で、煩悩(ぼんのう)の炎の吹き消された悟り(さとり)の世界(涅槃)は、静やかな安らぎの境地(寂静)であるということを意味するそうです。
以前とりあげた大きい方の数と違い、\(\frac{1}{10}\)倍ごとに単位がかわっていき、覚えにくいこともあるのか、あまり取り上げられません。(笑)

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