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★★★☆☆難関コース 立体のくしざし

立体の切断

3.0
2012年 洛南高校付属中学入試問題より

【問題】一辺の長さが1 cmの立方体を積み重ねて
 図のような直方体を作るとき、対角線ABはいくつの立方体の中を通りますか。

【ヒント】たぶん解答のみをみても、最初は理解できないともいます。
  下記を参考にして、十分に理解して、解いてみてください。
  ★★★☆☆難関コース 立体のくしざし | 算数コロシアム (mathcolo.com)
 

 【解答】12と30と20の最小公倍数は、60となります。
  60を横(30㎝)で分割すると、2の倍数となります。
  60を縦(12㎝)で分割すると、5の倍数となります。
  60を高さ(20㎝)で分割すると、3の倍数となります。
  60㎝までで、2の倍数か3の倍数か5の倍数である整数の個数が求める個数となります。
  
  普通に、求めてもよいですが、少し工夫します。
  1-60の中で5の倍数でないものは \(\displaystyle\frac{4}{5}\)  2の倍数でないものは\(\displaystyle\frac{1}{2}\)

  3の倍数でないものは\(\displaystyle\frac{2}{3}\)

  なので、2でも3でも5の倍数でもないものは
  60×\(\displaystyle\frac{4}{5}\) × \(\displaystyle\frac{1}{2}\) ×\(\displaystyle\frac{2}{3}\) =60×\(\displaystyle\frac{4}{15}\) =16

2の倍数または、3の倍数または5の倍数である整数の個数は
  60-16=44個・・・(答え)

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